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09-29-11

人のセックスを笑うな – 山崎ナオコーラ


映画を先に見たのでどうしても田舎の風景が広がっていたのだけど、
舞台が東京でなんとなく不意を疲れた。映画化に際して舞台を変えたのはいい仕事だと思う。
読みやすく、淡々と進む。
不倫という形なのにどうにも清々しい感じがしてしまう。
それは主人公の男の魅力、というか、普通の、青年であり、
その純粋さをうまく描いているからかと思う。
こういうふうに男の人を描ける女性というのは素敵に思える。

09-28-11

29歳


山崎ナオコーラ、柴崎友香、中上紀、野中梓、宇佐美 游、栗田有起、柳美里、宮本あや子。
短編オムニバス。
それぞれが描く29歳の女性たち。
単に29歳と言ってもいろいろいるわけだけど、
どうしても不倫を扱う作品が多く、なんだか読み終えて悲しい気分になった。
あと、男に騙されたり、など。
でも、確かに周りを見てもそういうのは多かったわけで。
その結果、といいうかなんとかかんとか今幸せになっている奴らも多いわけで。
少なくとも、この本の中に出てくる男たちのように、(もちろんそればかりではないが・・・)
ならないようにしていきたいと、思った。
多分、自分まで悲しくなる。

09-28-11

ゲド戦記 – 宮崎吾朗


酷評が目立つが決して悪くなかったと思う。
むしろ好き。
原作との違いがあまりにあれというのがあるらしけど、
原作を見ていないし普通に楽しめた。
最後は?だったけど。
確かにわからないところは多かったが、
世界観、主人公共に好み。
言葉での説明が多い、というのは確かにあるが、
ちょうど沈んだ気分の時だったので、直接的に自分の中に入ってきて
むしろよかった。
終盤の主人公の覚醒?の名前を呼び合うシーンは
なんかやたらと奮い立った。ま、自分がそういう状態であったということだろうけど。
いずれにせよ息子とはいえ単なる会社員だった人が
デビュー作でこれを撮るというのは単純にすごいことだと思う。
事実、コクリコ坂からも非常よかったし。
これからも、ジブリが楽しみに思える。

09-24-11

Clip to Evernote

evernote.gif
まず入れたエクステンションがこれ。
見ているページを記事だけ、ページごとツールバーからevernoteにクリップできます。
もう、これがないと駄目、というぐらい必須のエクステンション。
こちらから。

09-24-11

さよなら

んー。だいぶ時間がたってしまったけれど。
今メインブラウザはChromeです。
きっかけ、というかはGoogleドキュメントを使い出した、ということかもしれない。
それと、googlemapを使っていてどうしてもsleipnirだと重く感じられたということ。
長年sleipnirを使ってきたけど、実際Chromeに乗り換えてみたら、
そんなに高機能である必要もない様に思えてきた、というか。
最初はとっつきにくかったChromeではあるけど、
使っているとなんか他のブラウザが野暮ったくなってしまうというか。
そんなわけで、長年使っていたSleipnirに別れを告げました。
いろいろやってみたけど、やっぱりGoogle様はすごいね。

09-24-11

HTC Flyer


書こう書こうと思っていてなかなか。
手元に届いたのが6月頭あたり。
その頃から日本発売が噂されていたけど、まだというか、ここでないってことは
日本発売は結局無いということなんでしょうね。
3ヶ月以上使ってみての感想は、非常に良好。
買ってよかったと思います。7インチというのはやはり扱いやすい。
ただ、4000mAというバッテリを積んでいるのにやたら電池の持ちは悪い。
設定でどうにかなるのだろうか?
当時香港からの輸入業者経由で購入。送料込みで65300円。それに関税がかかって+1800円。
これでもだいぶ安く変えたなと思ったのですが、今はアマゾンでももっと安く買えるみたい。
タッチペンも使いようでいろいろできるし、動作も快適。
これにb-mobilesimを組み合わせたら最強ですね。
いつの間にかオプション品も簡単に買えるようになっているみたいだし。

09-24-11

雨よりせつなく – 当摩寿史


人のセックスを笑うなを見た後だったので、
あまりに無意味に思えるカメラワークに酔った。
撮り方一つでこうも映画はだめになる、といういいお手本。
なぜ、このアングルで撮る?なぜ、ここでカメラも動く?
そんなのがずっと続いているうちに
映画は終わっていく。気持ち悪い。
話は27歳キャリアウーマンのオフィスラブ。
彼は昔事故で彼女を亡くしていて云々。
それだけの話である以上、撮り方等がモノを言う映画であって、
そこで失敗している以上、救いがない。
それどころか、最後の再会のシーンもただただ蛇足にしか思えなかった。
久々にきつい駄作。

09-24-11

人のセックスを笑うな – 井口奈己


まず撮り方が絶妙。
上等な写真の連続といったかんじ。ひきの画の旨さが際立つ。
それだけでも見る価値のある映画だと思う。
それに加えて永作博美と蒼井優というコンボは破壊力が大きすぎる。
タイトルがどうやって着けられたかいまいちわからない、原作読めばわかるのか?
とりあえず痛いほどの純愛物語。
セリフ回しは永作つながりで言えば『好きだ』を思わせる、ごく自然な感じ、
故に聞き取りにくいところも多々あったが、大した問題ではないように思えた。
写真を撮りたい衝動にかわれる、そんな映画はやはり好きだ。

09-19-11

明日、君がいない – ムラーリ・K・タルリ


大分前から手元にあったのだけど、タイミングが会わないでずっと見れずにいた。
しかしこのタイミングで見れたことは幸運だったように思う。
結局、他人が何を抱えているかなんてわかりはしない。
深刻なことであれ、他愛ないことであれ、だ。
人が自ら命を断つ理由なんていくらでも溢れている。
それでも、人は生きていけるものである。
実際に親友が自殺したところから、映画に関して素人であった監督が
この映画の制作を決意したという。
この映画の素晴らしいところは、実際にその監督が受けたであろう、
衝撃、悲しみ、それだけではない複雑に入り組んだ感情を
見る側に与えることに成功していることだろう。
カンヌ映画祭で20分に及ぶスタンディングオベーションを受けたというのも納得できる。
人が自ら死を選択する時、本当に必要なのは死ぬ理由ではなく、
生きる理由の欠落なのかもしれない、とも思った。
でも、わからない。単なる衝動、それだけでも十分なのかもしれない。
それは結局その選択をした本人にしかわからないのだ。